三ツ山古墳

種別 埋蔵文化財包蔵地(古墳) 時期 古墳時代後期 所在地 豊橋市牟呂町字坂津
前方部の石室

前方部の石室

解説

三ツ山古墳は、台地の端に築かれた全長36メートルの前方後円墳です。現在は周囲を住宅地に囲まれた「三ツ山児童公園」の中に1基だけで存在しますが、かつてはこの古墳の周辺に6基の小古墳がありました。 三ツ山古墳では平成10~12年度にかけて、古墳の形や規模、さらには性格を探るために発掘調査が行われました。その結果、古墳は前方部が良く発達し、周囲には周溝が巡ること、古墳上には円筒埴輪や形象埴輪などが立てられていたことなどが分かりました。埴輪の大半は破片となって周溝や表面の土から出土しましたが、一部で原位置を保つ円筒埴輪が立ったまま出土しています。 また、後円部と前方部とでそれぞれ1基ずつ石室が確認されました。後円部のものは大きく破壊されていましたが、前方部のものは比較的残りが良く、無袖型の横穴式石室と考えられます。前方部石室の副葬品として、大刀1、短刀1、轡1、鉄鏃50本以上、そして須恵器の脚付有蓋壺や提瓶、土師器の壺などが出土しました。
  • 前方部の発掘調査状況

    前方部の発掘調査状況

  • 大刀が出土した様子

    大刀が出土した様子

出土品

この記事は2014年03月05日に更新されました。