二川宿について

  • 所在地:豊橋市二川町・大岩町
  • 交通アクセス:JR東海道本線「二川駅」下車

解説

二川宿は、東海道五十三次の33番目の宿場町です。はじめは二川村と大岩村の2か村で業務を分担していましたが、交通量の増加に伴う負担に耐えかねて、正保元年(1643)に二川宿と加宿大岩村からなる一宿となりました。 二川宿は日本橋から72里3町45間(283キロメートル)の距離でした。また町並みの長さは12町16間(1.3km)で、文政3年(1820)の記録では、人口は大岩村を含めて1,289人でした。 二川宿には本陣が1軒、脇本陣が1軒、旅籠屋が30軒ほどありました。このうち本陣は災害によってたびたび移転しましたが、最後の本陣である馬場家の建 物は今なお現存しており、改修・復元整備され資料館を併設した「二川宿本陣資料館」として公開されています。また馬場家に残された文化4年(1807)以 来の宿帳33冊が愛知県の指定文化財となっています。
二川宿本陣

二川宿本陣

関連文化財

関連施設

この記事は 2024年02月08日に更新されました。

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