大西貝塚

所在地 豊橋市牟呂大西町 種別 埋蔵文化財包蔵地-貝塚 時代 縄文時代

解説

三河湾に面した標高2メートルほどの旧海浜部に立地する、縄文時代晩期の東海地方最大の貝塚です。 発掘調査は、昭和62年度以降に4回が豊橋市教育委員会によって行われています。調査によって、貝塚は縄文時代のものが長さ185メートル、幅40メートルと大きく、近世の貝層を含めると長さ235メートル、幅105メートルもあることがわかりました。 貝層はハマグリが約90%も占める純貝層で、厚いところで2.5mもありました。貝塚からは地床炉109カ所、敷石炉5カ所などが見つかっています。 遺物には縄文土器や石器、骨角器、貝輪などが若干出土していますが、日常品が少ない点が特徴です。このため、大西貝塚は干し貝を専門に作る貝加工場であったと考えられています。 大西貝塚は、現在はほとんどが宅地になっていますが、大西橋横の墓地部分にはまだ貝殻が露出しています。

出土土器

大西貝塚出土土器

大西貝塚出土土器

この記事は2014年03月05日に更新されました。