牛川人骨レプリカ

所蔵/東京大学綜合研究博物館(オリジナル)

牛川第1人骨のレプリカ

牛川第1人骨のレプリカ

解説

 牛川人骨は、東京大学総合研究博物館に収蔵されています。当館では、牛川人骨の実物から型どりしたレプリカを所蔵しています。
 牛川人は、更新世後期(約10万年前)の人骨で、第1人骨、第2人骨の2点があり、現存する化石人骨では国内最古のものと言われています。第1人骨は昭和32年(1957)に発見された、長さ約10センチメートルの左腕骨(上腕骨)の中央部破片で、中央から二つに折れていました。骨から推定すると、身長134.8センチメートルと現代人より背の低い大人の女性の骨と考えられています。また骨が偏平であるという特徴から、この女性は筋力が発達していなかったと推測されました。第2人骨は昭和34年(1959)に発見された左足骨(大腿骨)の破片です。骨は大腿骨の付け根部分で、約4センチメートルの球状をなしています。骨の形態から、身長は149.2センチメートルとやはり背の低い大人の男性の骨と推定されています。

この記事は2016年06月21日に更新されました。