院展を築いた4人の巨匠 大観・春草・観山・武山

横山大観「柳陰童眠」大正初期

横山大観「柳陰童眠」大正初期

■会期:2004年10月9日(土)~11月7日(日)
■休館日:月曜日(ただし10/11〈月・祝〉は開館、翌12〈火〉は休館)
■開館時間:午前9時~午後5時
■観覧料:一般・大学生800(600)円/小・中・高生400(300)円 
*( )内は20名以上の団体料金
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、豊橋市敬老バッジ・シルバー優待カードをお持ちの方は観覧料が無料となります。市内小中学生はいきいきパスポートにて土・日・祝の観覧料が無料となります。
■会場:豊橋市美術博物館
*10/16(土)、17(日)は、豊橋まつりのため駐車場をご利用いただけません。公共交通機関でお出かけください。
■主催:豊橋市美術博物館、中日新聞社

下村観山「美人観桜」明治33年頃(佐久市立近代美術館蔵)

下村観山「美人観桜」明治33年頃(佐久市立近代美術館蔵)

 明治に入り急激に西洋文化の流入が進むなか、美術行政家、思想家であった岡倉天心は、明治31(1898)年、36歳の若さで東京美術学校校長を辞職すると、同志や弟子たちと在野の美術団体「日本美術院」を設立し、日本画の近代化に心血を注ぎました。
 しかし、大きな情熱を傾けた日本美術院の運動もやがて行きづまり、明治39年、天心は再建を期して第一部(絵画)を茨城県の太平洋に臨む景勝地、五浦に移転します。天心に従った横山大観、菱田春草、下村観山、木村武山の4人は家族を伴ってこの地に移住し、新日本画運動の回生をはかるべく新しい日本画の創造に励みました。天心の指導のもと、五浦での研鑽によって4人は近代日本画史に残る名作を生み出し、その成果は天心の死の翌年に再興された日本美術院で大きく花開くこととなります。そして、日本画の近代化を推し進めた彼らの精神は、次代の新鋭たちへ脈々と受け継がれ、日本美術院は今日も日本画壇における重要な一翼を担っています。
 本展は、4人の巨匠の代表作や秀作を一堂に展覧し、日本画の革新に燃えた彼らが近代日本画史に果たした役割を検証するとともに、その軌跡をたどるものです。

 

木村武山「小春」大正3年(茨城大学蔵)

木村武山「小春」大正3年(茨城大学蔵)

ギャラリートーク

 日時 :10月10日(日)、17日(日) いずれも午後2時~
 会場 :豊橋市美術博物館 1階展示室
 講師 :八木宏昌氏(富山県水墨美術館学芸員)
 聴講料:無料(別途展覧会の観覧料必要)

記念講演会

 日時 :10月23日(土)午後2時~
 会場 :豊橋市美術博物館 講義室
 講師 :金原宏行氏(常葉学園大学教授)
 演題 :院展の巨匠たち~大観を中心に
 聴講料:無料

会期中一部作品の展示替えを行います。

  • 横山大観「無我」明治30年(水野美術館蔵)

    横山大観「無我」明治30年(水野美術館蔵)
    展示期間:10/9~10/24

  • t菱田春草「白猫」明治34年(春草会蔵)

    菱田春草「白猫」明治34年(春草会蔵)
    展示期間:10/26~11/7

この記事は2014年02月21日に更新されました。