歴史の風景~遺跡からのメッセージ

A View from the Historical Landscape ‘Messages’ Discovered Archaeological Sites

歴史の風景

観覧料:一般500円(400円)、小中高校生200円(160円)
*()は前売/20人以上の団体料金

平成16年4月24日(土)~5月30日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(毎週月曜日休館)
主催:豊橋市美術博物館・愛知県陶磁資料館・中日新聞社
協力:財団法人愛知県教育サービスセンター 愛知県埋蔵文化財センター

 愛知県では旧石器時代から人々の生活が始まり、以後今日にいたるまで様々な活動が展開されてきました。そうした各時代の活動の痕跡は「遺跡」として現代に残されており、県内では全国的な見地から見ても注目される遺跡の調査が数多く行われています。
  本展覧会では近年の考古学的な調査・研究の成果を踏まえ、財団法人愛知県教育サービスセンター愛知県埋蔵文化財センターが発掘調査した遺跡の出土資料を中 心に、県内の市町村教育委員会・博物館の所蔵資料を併せて展示し、遺跡から出土した実物資料が語る愛知県の歴史を広く紹介するものです。

  • ①石器群  駒場遺跡(豊川市)

    ①石器群  駒場遺跡(豊川市)

  • ②(左4点) 石器群、(右6点) 有茎尖頭器

    ②(左4点) 石器群、(右6点) 有茎尖頭器

  • ③ 深鉢 朝日遺跡(清洲町)

    ③ 深鉢 朝日遺跡(清洲町)

  • ④ 細頸壺 	一色青梅遺跡(稲沢市)

    ④ 細頸壺 一色青梅遺跡(稲沢市)

  • ⑤ 壺 川原遺跡(豊田市)

    ⑤ 壺 川原遺跡(豊田市)

  • ⑥ 巴形銅器  朝日遺跡(清洲町)

    ⑥ 巴形銅器  朝日遺跡(清洲町)

展示構成

(1)歴史の風景 ~遺跡からのメッセージ~ (展示件数:約394点)

遺跡から得られた様々な手がかりをもとに、昔の愛知の人たちが観た風景をイラストとして再現し、昔の人たちが作り、使い、遺していった道具を通して、昔の人たちの暮らしぶりや想いの移り変わりをたどります。

(2)弥生神とのであい ~考古学・弥生ムラ縁起~ (展示件数:約70点)

縄文ムラの若者であるダイチが弥生ムラで祭祀者(弥生神)や旅人(クルス)と出会い、弥生文化を吸収して故郷に伝えるという発掘調査成果をもとにしたフィクションを通じて、濃尾平野での縄文時代から弥生時代への移り変わりを紹介します。

  • ⑦ 銅鐸  朝日遺跡(清洲町)

    ⑦ 銅鐸  朝日遺跡(清洲町)

  • ⑧(左) 人面、 (右) 土偶

    ⑧(左) 人面、 (右) 土偶

  • ⑨ 羊形硯(復原品)  白鳥遺跡(豊川市)

    ⑨ 羊形硯(復原品)  白鳥遺跡(豊川市)

  • ⑩ 色絵婦人座像 名古屋城三の丸遺跡

    ⑩ 色絵婦人座像 名古屋城三の丸遺跡

記念講演会

日時:平成16年5月8日(土) 午後2時~3時30分
場所:豊橋市美術博物館講義室(聴講無料)
講師:明治大学教授 石川日出志氏
演題:「2500年前の風景―縄文から弥生へ―」

ギャラリートーク

日時:平成16年4月25日(日)・5月15日(土) いずれも午後2時から(観覧料が必要です)
講師:愛知県埋蔵文化財センター調査研究

掲載図版

No名称出土地時代所蔵
石器群 駒場遺跡(豊川市) 旧石器時代 豊川市教育委員会
②(左4点) 石器群 瀬戸八王子遺跡 縄文時代早期 愛知県教育委員会
②(右6点) 有茎尖頭器 品野西遺跡(瀬戸市) 縄文時代草創期 (財)瀬戸市埋蔵文化財センター
深鉢 朝日遺跡(清洲町) 縄文時代 愛知県教育委員会
細頸壺 一色青梅遺跡(稲沢市) 弥生時代中期 愛知県教育委員会
川原遺跡(豊田市) 弥生時代後期 愛知県教育委員会
巴形銅器 朝日遺跡(清洲町) 弥生時代 愛知県教育委員会
銅鐸 朝日遺跡(清洲町) 弥生時代 愛知県教育委員会
⑧(左) 人面 猫島遺跡(一宮市) 弥生時代 愛知県教育委員会
⑧(右) 土偶 八王子遺跡 弥生時代 愛知県教育委員会
羊形硯(復原品) 白鳥遺跡(豊川市) 奈良時代 豊川市教育委員会
色絵婦人座像 名古屋城三の丸遺跡 江戸時代 愛知県教育委員会

この記事は 2014年02月21日に更新されました。

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