日本画にみる 富士と桜~富士の競作、桜の饗宴

(左)上村松園「花見」明治43年 松伯美術館蔵 (右)安田靫彦「晴花」昭和3年 滋賀県立近代美術館蔵

(左)上村松園「花見」明治43年 松伯美術館蔵
(右)安田靫彦「晴花」昭和3年 滋賀県立近代美術館蔵

平成18年5月13日(土)~6月11日(日)
午前9時~午後5時(月曜日休館)
主催=豊橋市美術博物館・中日新聞社

観覧料=一般・大学生1000(800)円 小・中・高生400(300)円
*()内は20名以上の団体料金です
*豊橋市敬老バッジまたはシルバー優待カードをお持ちの片は無料となります。
*身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちの方と介助者は無料となります。

富士と桜は古来から日本美の象徴とされてきました。
富士の気高さは日本人の清廉で潔白な心情をあらわすものとして万葉の時代から詩歌に詠われ、桜はその華麗さとともに、散り際のはかなさと潔さが多くの人々を惹きつけ、愛でられてきました。この富士と桜が象徴する気高い美しさこそ、長い歳月をかけて育まれてきた日本美の核心そのものといえるでしょう。
本展は近代の日本画を中心に富士と桜を描いた秀作64点を展観し、あらためて日本人固有の感性と豊かな美意識を検証しようとするものです。

  • 小松均「七媛富士」昭和53年 小松均美術館

    小松均「七媛富士」
    昭和53年 小松均美術館

  • 竹内栖鳳「富嶽」 昭和2年

    竹内栖鳳「富嶽」 昭和2年

記念講演会

小松均「七媛富士」 昭和53年 小松均美術館

小松均「七媛富士」
昭和53年 小松均美術館

「日本美の原点」
上村淳之(日本画家)
5月20日(土)午後2時~

「富士と桜の美術~伝統と創造~」
金原宏行(豊橋市美術博物館館長)
6月3日(土)午後2時~

*いずれも豊橋市美術博物館1階講義室
*聴講無料(先着120名)

ミュージアムコンサート 箏のしらべ

「独箏(ひとりごと)~富士と桜展によせて」

村上華岳「夜桜」大正2年 京都国立近代美術館蔵

村上華岳「夜桜」
大正2年 京都国立近代美術館蔵

杉浦充(箏演奏家)
5月27日(土)午後2時~
豊橋市美術博物館展示室(展覧会観覧料が必要です)

ギャラリートーク

5月17日(水)・28日(日) 午後2時~
豊橋市美術博物館展示室(展覧会観覧料が必要です)

この記事は 2014年02月20日に更新されました。

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