鳥鈕蓋付台付壺(萬福寺古墳・寺西1号墳)

  • 時 期:古墳時代後期(約1400年前)
  • 種 別:考古資料-須恵器
  • 出土地:萬福寺古墳(豊橋市嵩山町字奈木)、寺西1号墳(豊橋市多米町字滝ノ谷)
  • 所 蔵:豊橋市美術博物館

左:萬福寺古墳出土品、右:寺西1号墳出土品

左:萬福寺古墳出土品、右:寺西1号墳出土品

解説

鳥鈕蓋付台付壺とは、鳥形のつまみを付けた蓋がかぶさる台付きの壺のことで、愛知県を中心に、東海地域で特徴的に見られる装飾須恵器の一種です。 この鳥鈕蓋付台付壺は、豊橋市内では6世紀後半に築かれた萬福寺古墳と寺西1号墳からそれぞれ1点ずつ出土しています。いずれも総高は37cmあまりで、蓋の頂部には高さ8cmほどの鳥が形作られています。それぞれの鳥は、ヘラなどの工具を使って目やくちばし・羽といった部分が簡略的に表現されています。

この記事は 2024年02月08日に更新されました。

arrow_drop_up ページの先頭へ arrow_left 前のページへ