三沢厚彦 

ANIMALS 2021 in TOYOHASHI

Animal 2017-02 2017年

《Animal 2017-02》 2017年 (会場=富山県美術館) ⒸAtsuhiko Misawa

 クスノキを主材とする動物の彫刻「ANIMALS」で知られる三沢厚彦(1961年~)。
 ほぼ実物大であらわされるアニマルたちは、動物の形態を再現したものではなく、作者の中にある動物のイメージを造形化した作品です。ウサギ、鳥、ヤモリ、イヌなど身近な動物から、クマ、ライオン、ゾウ、キリンなど大型の動物、さらにはユニコーンやフェニックスなど空想上の生物に至るまで、多種多様なアニマルたちが手がけられてきました。木肌に施されたノミ跡が手触りとぬくもりを伝え、ユーモラスでありながら人間に媚びることのないその表情が私たちを強く惹きつけます。

 当館では増築した北庭エリアに三沢のウサギをモチーフとする3点を設置し、来館者に親しまれてきましたが、この夏三沢のアニマルたちが豊橋に大集合します。立体作品を中心に、平面作品や作者の原点となる初期作品など約130点を一堂に紹介します。多様な広がりをみせる三沢ワールドをお楽しみください。

会期:2021717()829()
開館時間:9:00-17:00(入場16 :30まで) 
休館日:月曜休館(89日は開館し、翌10日は休館)
主催:豊橋市美術博物館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、DNP大日本印刷、損保ジャパン
協力:西村画廊、山口製材、豊橋鉄道

観覧料:一般・大学生1200(1000)円 小中高生600(400円)
*( )内は前売りまたは20人以上の団体料金。前売券は豊橋市美術博物館、豊橋市二川宿本陣資料館、豊橋市役所じょうほうひろば、セブン-イレブン、ファミリーマート(Pコード685-670)で7月16日まで販売。
*「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」のいずれかをお持ちの方と介助者は無料。
*「ほの国こどもパスポート」をお持ちの東三河地区の小中学生は無料。
*豊橋市在住70歳以上の方は割引料金(600円)。

三沢厚彦(みさわあつひこ)
1961年京都府生まれ。幼い頃より仏像彫刻など古美術に親しむ。東京藝術大学・大学院で彫刻を学んだ後、2000年から動物をモチーフに木彫制作を始める。翌年、第20回平櫛田中賞を受賞。2007年より全国各地の美術館で「ANIMALS」展が開催されている。2019年第41回中原悌二郎賞を受賞。武蔵野美術大学で後進を指導するほか、2021年に同大学美術館で企画展「オムニスカルプチャーズ」を監修するなど、多様な活動を行っている。

展覧会構成
作者が数多く手がけてきたクマたちが出迎える第1会場から、ゾウやキリンなど多種多様な動物が集う第2会場、初期と現在の作品が交錯する第3会場、ホワイトアニマルから空想動物へ展開する第4会場まで、平面作品やアトリエコーナーを交え、4つのセクションでご紹介。木彫のほかブロンズやセラミックなど立体約80点、ドローイングや油彩など平面約50点を展示。

新作キメラの迫力
2007年のユニコーンを皮切りに、フェニックス、麒麟などの空想動物にも取り組んでいる。なかでも1年以上を費やし昨年完成したキメラ(ヒョウの身体に獅子のたてがみ、大きな翼と蛇の尾をあわせ持つギリシャ神話に登場する怪物)は圧巻の迫力。背には疫病除けのシンボル・アマビエも彫られている。

Animal 2020-03

《Animal 2020-03》 2020年(会場:あべのハルカス美術館) ⒸAtsuhiko Misawa

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イベントのご案内

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この記事は2021年06月23日に更新されました。