葦毛湿原が国指定天然記念物になりました

最終更新日2021年10月14日

 葦毛湿原(いもうしつげん)は、豊橋市を代表する文化財 (天然記念物) であり、市民に広く親しまれています。令和3年6月18日に国の天然記念物に指定するよう国の文化審議会 (会長:佐藤 信) より文部科学大臣へ答申がありました。このたび令和3年10月11日付の官報告示により、正式に国指定天然記念物になりましたのでご報告します。
 今回の指定により、市内の国指定文化財は23件(うち天然記念物は2件)となります。

【国指定の理由】
 葦毛湿原は国内最大規模の湧水湿地であり、東海丘陵要素植物、暖地系植物、寒地系植物、大陸系遺存植物といった様々な植物群が混在して生育する点において、生態学的、植物地理学的に価値が高いです。また、植生回復作業を実施するなど、湿原の保全を継続的に図っており、葦毛湿原の保全に対する地元の意識が極めて高いことも評価されました。

◎葦毛通信 №115 (2021.10.13)

◎葦毛湿原が国指定天然記念物になりました(報道発表資料)

葦毛湿原

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