古多米で「くど・うす」体験をしよう を開催しました

最終更新日2020年01月07日

 新年を迎えた1月4日(土)、民俗資料収蔵室で『古多米で「くど・うす」体験をしよう』を開催しました。
今年は例年より暖かく、天候にも恵まれ、気持ちのよい新年を迎えるイベントになりました。

 この日は、広報とよはしにて募集した参加者9組24名に加え、多米校区市民館にて募集の「いきいき講座」の参加者もあり、地元の自治会のお手伝いなども合わせると、130名を超える大賑わいのイベントになりましたが、皆さまのご協力のおかげで、大きな事故もなく楽しく過ごすことができました。

 最初に、民俗資料収蔵室の大竹先生より、古くから伝わる「正月の餅つき」の由来などのお話を伺いました。正月だけでなく、1月7日の七草かゆ、5月5日のかしわもちなど、季節の節目(節句)の食べ物などのお話もあり、大人も興味深そうに聞いていました。



 その後、2グループに分かれ、くど・うす体験に移ります。
「うす」は、餅をつく石うすだけでなく、大豆をすってきな粉を作る石うすも体験。
石うすを回す係と、出てきたきな粉を集める係に分かれ、交代できな粉作りを行いました。



 くどチームは、昔ながらのくどを使って、お湯を沸かす体験。
一生懸命狙って息を吹きかけていました。
続いて餅つき体験へ。小さな子や女の子は大人がサポートし、
「ここ、真ん中狙って!」とアドバイスをもらいながら重たい杵でつきました。







 最後は自分たちがついたお餅に自分たちがひいたきな粉をかけて
皆さん美味しそうに食べていました。
きな粉のほか、あんこや大根おろしなど、市民館の方が用意してくれた味は豊富で、
お餅に好きな味をのせて、日差しの暖かな校庭でつきたてのお餅を味わいました。

  




 皆さんのご協力により、とても楽しい一日となりました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

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